彼女と二人きりの甘い時間を過ごすために訪れた南国リゾート。
透き通る海、白い砂浜、そして開放的な雰囲気に、彼女のテンションも最高潮に。
最初は二人だけの時間を楽しんでいたが、水着姿で砂浜を駆け回り、波打ち際ではしゃぐ笑顔が眩しい。
そんな彼女を眺めながら、俺は少しの間だけ目を離した。

――気づいたときには、彼女の姿が見えなかった。

慌てて探すと彼女が数人の男たちに囲まれていた。
地元の若い男たち、陽気な観光客…彼女はまるで別人のように、彼らと親しげに絡んでいる。軽い冗談のつもりなのか、それとも南国の開放感に飲まれたのか、男たちの手が彼女の腰や太ももに触れても、まんざらでもなさそうな笑みを浮かべていた。

「嫌な予感が胸をよぎる。しかし、まさか――そんなことがあるはずがない、と自分に言い聞かせた。

それが甘かった。
目の前が真っ白になる。

彼女はもう俺の知らない彼女になっていた――。

FANZA